新型コロナウイルスとSCM

いよいよ、猛威をふるいだしました新型コロナウイルスですが、日本の各種行事に影響が出てきました。先日のニュースで驚いたのは、名古屋の高速道路の閉鎖の話です。料金場の係員が不足して、一部の料金所が閉鎖されているそうです。SCMのチェーンは、高速道路の物流機能で支障をきたし始めた、という事です。今のコロナウイルスの被害者は、感染者76,185 名死者2,244 人という死者の数、それと今週の日本のGDP 10月-12月期のGDPはマイナス6.3%のマイナス、だったというニュース。なんだか暗いニュースばかりです。そのうえ、この3連休は外出が減り、引きこもり現象とか、ますます、消費が落ち込む話です。

また一方では、アメリカの大統領選の全前哨戦の速報が伝えられますが、多分トランプ現職の大統領の継続予想が好感され、米国の株高が続いています。日本では、円安傾向になり株の下支えになっている、状況になっています。

 そして、SCMの話題ですが、確か2011の東日本大震災の時のリカバリーできた期間は、自動車産業は3ヶ月、電気関係でも6ヶ月でリカバリーができた、と言われています。ですので今回も多分、そこまでの影響は無いだろうと予想できます。これは、今回の災害により世界的に消費が落ち込んでしまうので、一般的には(ですが)需要減になり多少納期が遅れても問題なくなってしまう、と予想されます。もう一つは、暖かくなり季節が変われば、このウイルスの猛威が緩和されるだろう、と予想できるからです。

 日本でのオリンピックが無事に開催され、インバウンド関連の皆様とか、ご苦労をされている皆様が上昇反転できる事を切に願っております。