新型コロナウイルスとSCM

更新するのさぼってしまい、コロナウイルス災害もやっと、先が見える状況になってきました。まだ、ここでは学校の再開は先のようで、朝の学生の登校シーンもまだですが、活気を早く取り戻して欲しいですね。

 そしてここへきて騒がしいのが、中国の動きです。WHOの台湾の参加を拒否している、とか南シナ海で活動が活発化しているとか、また、対抗している米側もファーウエイの事実上禁輸処置をした、とか色々なニュースがあります。コロナ以降の新生活を見据えた場合の、対中国SCMが改めて、大事な判断が必要かと思います。

まず一点目は、安倍首相が手配されたマスクの品質の悪さ、これは日本の有名商社の購買担当者としては、反省をして頂きたい好例になってしまいましたが、中国の品質に対する感覚の課題が、その第一点目です。そして、第二点めが今後の中国体制の不安です。これほど、中国指導部に対する世界的な不満が大きくなってきている時は、無いからです。従来は『日本いじめ』で中国国内の世論を押さえ込めていたのが、現在は対米貿易摩擦を象徴する対米との貿易戦争、そして債務不履行を理由とした、発展途上国のインフラの支配などの理由による支援国だった国々からの反発など。そしてこうした情報を中国国民がネット通じて情報を共有できてしまう環境が整い、中国政府への風当たりが大きくなっていると感じられるからです。

 一方で、日本国内での労働力不足も大きな課題でしたが、コロナ後の経済は、人との接触が大幅に減らす環境、そして人の仕事も減るはずです。研究開発、新型工場の稼働、新型都市など居ながらにしての労働ができる環境を整備し、未来都市とその生活を新しくデザインをしたいところです。