いよいよ、今まで話題を独占していた新型コロナウイルスは全国で全面解除され、今までの窮屈だった生活の一定の終わりになりました。とはいえ、コロナ前の生活に戻ることはできず、コロナ後の生活を暫くは、我慢の生活を余儀なくする事になりますね。特にイベント関係、スポーツ関連など。高校野球の夏の大会や、インターハイなど目標にしてきた皆様には、大変お気の毒な結果になってしまいました。
コロナウイルスの話題とそれにまつわるSCMの話題もそろそろ終焉をしますが、コロナ後のSCMの再検討には、各企業様の購買担当者の皆様の正に活躍の場ですね。SCMが寸断された箇所、サプライヤー様また、その源流含めた再見直しを積極的進めるべきです。それには、今回の寸断されたSCMをしっかりと認識して、その原因の追求とどの程度の影響が有ったのかを数値をとらえて正しく把握をしましょう。被害の想定金額の算出、稼働停止期間、回復に要した期間など、ベンチマークをはっきりさせておきましょう。この基礎データーこそが、SCM見直し後の改善活動の結果となり、購買部門の評価となるはずです。また、会社の次期経営計画の大きな柱になるはずです。
これ以降の実際の活動は、影響を受けた材料の代替え検討、内製化の検討など材料の源流にさかのぼる『旅』を始めて頂ければと思います。その中で材料コストが上がる悩みが発生する事も有ろうかと思いますが、そこでも生きてくるのは先ほどのベンチマークの数値です。全体最適を検討し、確保し進めていってください。
次回は、大変気になっている香港の民主化の問題と台湾の話題にしたいと思います。