コロナ後はまだ遠い

先日の新聞の記事に、『世界の大手1/3社が赤字』がありましたが、ということは、3分の2の企業が黒字ということか、というたいした事無い感がありましたが、実態はどうなのでしょうか?企業数でいえば日本の場合、99.7%が中小企業なので、おおくの企業が苦しんでいるのが実態ではないでしょか?現地点での好景気のキーワードは『巣ごもり』業種である事は間違いなく、これに関わる会社は、好景気に湧いているわけです。

 それと中国情勢をどのように関わっていくか、も大きなポイントと言えましょう。ここにきてまた尖閣諸島の課題含めて、領有権争いがおおきくなり、当時怖い思いをした反日感情も変わり、相手が日本のみではなく、美国(中国語で米国の事、米国は美しい国だったはず、なのです)や豪州など世界各国に変わってきております。ここで、サプライチェーンの一環としてとらえではなく、市場というとらえならば間違いなく、中国抜きはあり得ない。でも供給網ならば、リスクマネージメントをとるべき、と考えるのが普通ではないでしょうか?米国の政治的な圧力に思わず、日本各社は、そっと市場開拓をして行く道をとえらざる終えないのか、欧米各社は、政治と経済とは全く切り離して、手を結ぼうとしているようです。ただ、握手をしながら、そっぽを向くやり方かもしれません。これが、したたかさ、なのか良く解りませんが、進出企業は、技術的な、ソフト的なブラックボックスをしっかりと保有して欲しいと思います。

 尖閣の問題発生時のパナソニックの工場へのデモ活動は一体なんなのだ、とあの時の思いは、忘れる事ができません。習国家主席が、松下幸之助さんを誉め称えたという記事が今朝あったので、思わずこのしたたかさに呆れるばかりです。政治の世界とは違い、香港の皆様と台湾の皆様と、それと善良な中国国民の皆様、そして世界各国にいる中国人の皆様には、共に平和と自由な世界をと、お願いをしたいところです。