コロナ下の鹿と熊

コロナの下で、奈良公園の鹿に餌の煎餅をあげる観光客が減って、鹿が里山に帰っていくというニュースがありました。鹿にすればどちらが幸せか、やっぱり帰るべき里山が幸せなのか?頭を下げれば餌をもらえる下界の方が住みやすいのか?余分な軋轢がない方が精神的には幸せかな?とは思いつつ、でもやっぱり人間界でも食べる環境にあること、今の空腹感を満たすことがなりより大事のような気がします、まして鹿ですからね。

 一方では山里には、どんぐりが少なくて熊が出没して、人里を荒らして怪我人まで出ていますね。例年よりも多いようですがこれは、どうにもコロナ影響とも言え無さそうです。本年は、台風の襲来は少なかたのですが、異常気象なのでしょうか?それとも、何かの動物が増えて山里のどんぐりを食べてしまったのでしょうか?熊も頭を下げれば餌をくれるほどの愛嬌を身につければ、この事態を乗り越えれるかもしれません。人間に媚びを売るように進化すれば、その種を長らえることができることになります。

 このように考えてみれば、人間もウイルスに媚びを売るように進化を続ける必要がありますね。鹿のように上手いこと頭を下げるような、媚びの売り方を発見する必要があるわけです、喧嘩を売るやり方ではなくです。ウイルスがやってきたら媚びをうって、発症しないようにしてもらうのです。こう考えると、コロナに感染しても発症をしない、何ら病状が出ない人は、媚びを売る免疫ができているのかな??これは全くの冗談です。

 ワクチンの開発・承認が待たれる中、ヨーロッパでの感染の再拡大でまた生活に制約が広がっているそうなので、何か良い材料があればいいのですけど。