アップルカーとコロナ

年明け早々、コロナの感染拡大と共に、ビッグニュースが飛び込んできました。なんと言っても、米国の国会議事堂の乱入事件です。またこれを扇動したのがトランプ大統領ということでスカラ驚きです。民主主義・自由国家である米国がこの様は、と目を疑ってしまうとともに、米国に巣食った問題の大きさに驚いてしまいました。トランプ大統領の Twitterが閉鎖されるのは当然の成り行きではありますが、弾劾訴追されるということでなんとも、トランプ劇場の最後は、ドタバタ劇の後味の悪い、最悪の結末となってしまいました。仲の良かった安部前首相も雲行きが大変悪いですね。

 今週の日本では、菅首相のコロナの緊急事態発令の記者会見もあり、その中で「カーボン0」の話もありました。本日の日経新聞にデンマークの首都のコンペンハーゲンでは、2025年にカーボン0都市になる、記事が記載されていた。市民の忍耐も必要だとの趣旨でもありますが、何しろガソリンの車社会の決別には、自転車専用道の整備を進めてるようです。これは自転車愛好家としては、大変嬉しいことです。日本では本当に自転車のみならず、歩いていても同じですが、歩道を歩いていても全然安全でない、ところが問題と思います。歩道を横切って車が出てくる、歩道に車が駐車する、自転車が走ってくるなど・・。クリーン移動手段の実現には、かなり現代社会で難しい面もありますが、お金を出してスポーツセンターに行くくらいなら、自転車通勤や走って通勤ができたり、手軽に買い物をしても便利な環境を作っていくことが都市づくり・会社の環境作りには大切と思います。こうなると、自動車業界も「アップルカー」のみならず、使う側の環境の変化を視野にいれ、より発想の転換が必要になると思います。アップルカーはちょっと脅威ですね。小職もPCとアップルWatchが連動して、大変便利に使っています。これに車の制御や、情報が車と連動してくるとますます、家庭・個人の情報が連動して便利になるように感じます。

 この2021年は、住環境の変化や、情報の連動性などますます変化し、空にはお弁当を運ぶドローンが行き交い、市民の行動は、整備された監視カメラで捕らえられ、行動の制限がされる近未来だった時代が到来するかもしれません。とは言え、今年の最大のビッグイベントの東京オリンピックが開催されることを願って止みません。