米中バランスとコロナ

いよいよ桜も咲き始めて、春本番になってきました。冬用のコートやジャケットは脱いで、春用の軽くて花粉が飛びそうなジャケットに着替えて、軽快に外に行きたくなります。コロナの全国的な緊急事態宣言は解消されましたが、まだ感染縮小の気配がまだ感じられません。コロナ菌が春一番の強風に吹き飛ばされればいいのですが、逆に中国からの黄砂がやって来ています。

 こんななか、米国と中国の外相会議の第一幕が行われました。米国の日本やインド・豪・韓国の協力を携えて中国本陣との協議は、(たぶん予想通りに)中国からの大きな反発を招いたようです。このことは、想定範囲内なので第一幕としては本音をぶつけ合うことがここでは重要だったと思います。なので、お互い自国の反応を気にしながら、第一幕では言いたいことを言っておく、ことが重要でこの先の交渉をどうするのか?政治的に、軍事的にそして、経済的にです。同盟国と世界規模での協調をどのようにするか、世界を2分する戦いの幕開けのような気もします。まさに米露の冷戦以来の緊張感があります。間に立つ日本の立場は、米露の冷戦時とは打って変わり重要度が増しており、米国が日本を押し出して中国との戦いの矢面に立つ可能性があります。予定されている日米首脳会談では日本の立場をはっきりしないと、いつも間にか矢面の前線に立ってしまう恐れがあり、これこそ菅首相の出番で、痛撃の良い発想が必要です。国防に関する基本理念は、どの国とも妥協を許さないため、その軋轢は逆らう方法もなく、何か違う理念、例えば・・共通領土的な思想また、世界共有の領土的な思想が必要かもしれません。そうしたアイデアが人類を助ける共通理念として、平和な世界観を作り上げることがでいれば、平和な日本と世界を作り上げるかもしれません。これこそ、コロナのような疫病対策を国を超えた政策として、達成できる組織であり思想かもしれません。今はネット社会で世界がより近くになり国家の枠を超える世界観が必要な時代なのかもしれません。

 いずれにしても、早く海外旅行を以前のようにに早くしたいですね。色々な映像を身近に見れるようになり、その憧れはより強くなるます。「春の日差しに誘われて、なんとやら」です。今はマスクをして散歩しながらの花見です。