久しぶりのSCMとコロナの話題

大阪の「蔓延防止等重点処置」を大阪に発令されました。(マンボーなどど茶化してはいけません・・・)ワクチン接種も始まりましたが、流行拡大防止にはちょっと間に合い合いませんでした。こんな中ではありますが、昨年このブログを始めた当初の話題だった、コロナとSCMのサプライチェーン確保の話題を改めて、取り上げてみます。

 その前に、ルネサスの半導体工場の火災による供給不足とか、深刻なSCM問題が最近多いです。コロナだけでなく、色々な天災でなかなか、一筋縄では解決しない課題とも言えます。ただ、その影響度は、メーカーにより実は大したこともない、や思ったより、影響が出たなど、欠品の部品の特性や、消費者に近い完成品・製品によっても違います。4月2日の日経新聞の一面にありました、コロナによって、「供給網の見直し着手は8割の企業にのぼる、も当然であって逆に2割の企業の無対策の方が変な感じがします。

 コロナだだけでなく、天災・人災もありサプライチェーンの対策として、まずは、サプライヤーを源流まで調べ、その材料の在庫、入手状況など調査することから始めます。その上で、自社に近いところから、必要な在庫の確保そして、必要ならば他のサプライヤーからの資材確保をすることになります。これは国内・海外含めての検討になります。また並行して、代替え部品の検討と資材確保も必要になります。こんな流れが、一般的なSCM確保の手順になりますが、併せてコスト、LT、品質の確保の検討が必要になりますので、なかなか時間と手間のかかる作業になります。

とは言え、最近では新製品の開発時に、必要な代替え部品を併せて検討している企業様も多いと思います。ただ先端部品の半導体は、こう言った意味で、よりハードルが高くなります。一世代前の部品とか、競合品があれば良いのですがいかがでしょうか?昔あった話では、基板は今や多層の基板が一般的になっているはずですが、液晶TVでは、場所があるので多層ではなく、両面基板で十分でコストも安く、両面基板に回帰する現象が有ったことがありました。こんな感じで、一世代前の古き良きテクノロジーで、まだ代替え可能な仕様が見つかればラッキーですね。

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