コロナ禍のGW

楽しみにしていましたゴールデンウイークに孫に会う算段が取りやめになり、通常と同じ休日を過ごすこととなりました。ベランダ菜園にミニトマトを買ってきたり、休日用の日の丸を買ってきたり、普段できない事をやってはみますが、孫に会うことの楽しみとは代替えにはなりません。

 とはいえ、先日フィリピンで働く知り合いが1年ぶりに渡航をして、2週間の監禁生活に入ったそうです。1週間はホテルで監禁、もう1週間は自宅のコンドミニアムで監禁だそうです。TVやネット環境に不自由で、10歩程度歩く程度の狭い部屋で、部屋飲みの生活のようです。東南アジアの海外での駐在員の皆様は、命に関わるリスクを負いながらの生活なので、本当にご苦労様と言いたいです。お気をつけて、としか言いようもありません。

 今はインドに駐在員の皆様は特に心配です。スズキ自動車はじめ自動車メーカーなど多くの進出企業様の駐在員及びそのご家族含めて、気苦労やリスクを負われて、大変な時期になっています。報道では毎日40万人を超えたという信じがたい人数の感染者と多くの死者も出ています。小職もサーズの時には、インドネシアに駐在をしていましたが、JALの専用飛行機が飛ぶ事も無く、事なきを得ました。酸素不足で工場の溶接に使う酸素が不足するという事態が発生するのですから、異常ぶりは尋常ではありません。日本政府も早急にインド支援を行うべきですが、自国の緊急事態もあり、ワクチンも人材も無い状況ですからね。しかしながら酸素ぐらいは、まだ日本の在庫や生産キャパもあるのではないでしょうか?

 また、インド隣接しているミャンマーにも援助の必要があります。日本政府として何もしないのか、できないのか、報道も無くよくわかりません。非人道組織に犠牲になっている民衆の支援・援助は何かできるはず、と思います。

 日本にいる私は、孫に会えない不自由さを嘆いてばかりいられません。海外にいる皆様が、平和で安全で健康的な生活ができるように願うばかりです。