お疲れ様でした スズキ修会長

ご当地ならではの話題かもしれませんが、軽自動車で有名なスズキの鈴木修会長が、先日の定期株式総会にて正式に会長職を辞職されました。

 静岡県の遠州地区の昭和初期に創業開始され、その時代を作った著名人であることは間違いありません。著書の題名にもなっていますが、「中小企業のおやじ」なんて謙遜された表現ですが、スズキは大会社でありインドではNo1の自動車メーカーなのです。東南アジアの国々では、よく家電メーカーなどの巨大看板が目に着きます。日本ではそれほどの市場シェアはなくとも、その国ではシェアを持っている場合もある訳です。

 長きに亘り経営のトップとして采配をふるい、市場をリードされてきました。また、この遠州地区の発展にも寄与されてきたことに、感謝と敬意を述べさせていただきます。

 「長きに渡り、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。」

 自動車業界は、大きな転換期を迎え車自体は、ガソリンのエンジンから水素エンジンや電気のモーターへと動力源が変わってきます。また、その後も、映画のシーンのように、自動車のみではない空の空間を移動する時代へとその足音が聞こえてきました。

 時代は移り、先導した経営者の皆様から次の世代へとバトンをつないでいく事になります。スズキでは、ご子息へそのバトンが渡り、陰ながらではありますが、エールを送りたいと思います。テクノロジーの進化で人が移動する乗り物は、決してなくなりません。こうした意味では、時代の変化に追随できれば、なんとかなるではと思います。

 『フレー!!フレー!!』