コロナ後の楽しみ

日本でもワクチン摂取が進んでしますが、残念ながら感染者数は増える傾向です。とはいえ、いよいよコロナ後が現実的になり、各種の経済統計のデーターも出てきています。中国の政治的な動きに対する各国の対応、もちろん香港、台湾、ウイグル自治区問題、ロシアの動きなど政治に絡む課題が、大きく経済的な動きに関わってきます。

 では、日本国内も当然この政治的な動きに合わせた発展になってきますが、産業の発展、革新の技術改革とハード部分の生産、そして その恩恵をどの程度享受できていけるのでしょうか?

 小職の知っている日本経済発展の歴史は、前回の東京オリンピック、大阪万博、新幹線の開通などから始まり、今は、2回目の東京オリンピック、とリニアモーターの開通の期待などの状況です。そして、負の停滞は、バッブル崩壊と超円高による「失われた30年」、海外進出による日本叩き、リーマンショックの発生などとなる訳です。そんなかでも、超円高による生産の海外シフトは、大きなインパクトを持って産業界、企業は翻弄されてきたといえます。そして、いよいよ、コロナ後になり、日本の製造業は、円安とともに日本回帰、「Made In Japan」の復権の可能性も出てきました。当時の超円高が、米国手動の政策であったならば、米国の経済的な超優位性が失なわれた現在こそ、日本復権の可能性が出てるとも言えます。

 コロナでも日本と日本の国民の皆様の特異体質が、大きなパンデミックは抑えられています。政治的な失策があったとしてもです。希望を持ってこの先の行く末を、願いたいと思います。