SCMのコロナ対応その2

自動車業界の半導体不足の対応に、長く時間がかかっている現状を踏まえて、もっと早くわかるシステムがあればと気がついた次第です。昨日、あるクライアント様の話の中で、こんなシステムがあればいいのでは?とのお話をさせて頂きました。前回のこのプログにも半導体部品の特徴から、なかなか部品在庫やユニット在庫の管理が難しいので、自動車業界でもSCM全体から半導体部品の不足感や影響度が分かりづらいと考えていました。これを実際の生産管理システムでは捉えにくいので、SCM管理用のシステムを構築できれば、いいのではないかと、思った次第です。最終製品のメーカーは、購入部品(ある単位のユニット)の構成部品を調べていくことになります。それを川上に向かって、サプライヤーを調べて行くことになりますが、この作業が、途中でブラックボックス化されている可能性もあり、難しいかもしれません。この作業と、段階ごとのサプライヤー と部品の構成がわかれば、このSCMの課題発見に役立つはずです。そして、どの段階で在庫を持つとかの対策がLT含めた情報の構築で、可能になるはずです。この領域は、システムを構築することで、瞬時に対策ができる一助になるはずです。

 トヨタさんが始められている未来都市では、住宅と自動車が化石燃料を使わない電気的な動力で一体化すると考えられています。そこには、半導体と言われる多くの部品が人間の各器官のような動作を指示し、司ることになるわけです。または、その先には電気的ではない電子を水溶液のような物による情報移動、または光通信のような情報移動によるものかもしれません。

 コロナは、世界的にも不思議なことに理由もはっきりしないままに収束の段階にあります。コロナはタイマー付きの恣意的に作られたのでは?とかちょっと考えてしまいますが、どうやら落ち着きそうです。コロナ前に何がどのように戻るのか?戻らないままなのか?など、ゆっくり分析してみたいと思いますが、日本経済がどのように変わっていけるのか?国民の生活がより豊かになれるのか?幸せになれるのか? 人間的に豊かな未来がやってくると本当いいですね!