コロナのお陰

甚だ不謹慎なタイトルで申し訳ありません。でも政治的・経済的な話題をコロナで結びつけた場合には、コロナのお陰で良くわかる事象があるのでこのタイトルとさせて頂きました。2年前のコロナの発症・伝染の話題が始まってから、人類市場初めてとも言えるマスクをして、手洗いを励行し、ロックダウンなどの人的接触の機会を減らしてきました。(日本ではマスクはそれほど珍しくはなく、海外に行って、マスクをするのは重病患者だけだから止めなさいとか、言われていましたが・・・)こうして人的交流を減らすために、ネット社会が進み、Web会議、在宅勤務が進すできました。こうした中で見えてきたのは、日本の労働生産性の低さにほかならず、AIが進むにつれ加速度的に、仕事がなくなる羽目になっています。逆に、インフルエンサーになることができる人材には、仕事が集中するはずで、中途半端な知識・経験では生き残ることが難しくなってきます。

政治の世界でも今朝の日経新聞の1面にあるような、「国をむしばむ機能不全」を起こしてしまって、世界と飛び回る情報に翻弄され、旧態依然とした役人仕事では、生命が危うくなる結果となっています。こうした事態に対処できる人材配分と活用できるよう、旧態依然の体制、規制などを一刻も早く改善を願うばかりです。