戦争への足音高く

平和の祭典、北京オリンピックが終わりました。世界平和のはずが一国のドーピング問題とともに、戦争の足音が高くなりました。一国の首相一人の判断で世界平和が脆くも崩れ去っていく現実に、憤りや、嫌悪感や恐ろしさ、また人類の愚かしさを感じます。ロシアの国民の多くは、平和を望んでいるはずなのに、一人の独裁者によって平和が崩れていきます。オリンピクまでは、中国がその対象だったはずが、一転ロシアに変わりこの有様である。今は、アジア地域から遠い地域での紛争ではありますが、北京パラリンピックが終わった後は、中国の台湾侵攻があるかもしれません。

 世界経済は、世界各国がサプライチェーンが複合的に関与している現状なので、政治的な反目で影響の出ない国はまず無いと言えます。戦争の気配のみで原材料価格が高騰し、物流が滞ります。そして一部の国では利益を享受します。今回の騒動でも同様で、ロシアの天然ガス価格が高騰し、ロシアは利益を得るわけです。

 ロシア、中国など歴史を辿れば、稀有な人材、文化があり人類史上の大きな遺産を生み出した国であることは間違いありません。そして、社会主義という思想によって、人類が最も重要にしないといけない命題を覆そうとしています。なんとか、早急に平和の糸口を見つけて欲しい。オリンピックの感動も、毎日の平凡な生活も、普通に平和に暮らしたいと思うばかりです。さすがに今回ばかりは、平和ボケしている日本人にも大きな事件として迫ってきています。普通に、コストダウンの仕方について、などと話していたいですね。