新城吹奏楽団の定期演奏会に行きました

今回は、吹奏楽の話題です。

入団も考えて新城吹奏楽団の定期演奏会に行ってきました。会場は、豊川市文化会館大ホールです。

94回を数える定期演奏会なので、新興の団体ではなく長年の活動をされている団体のようです。また団員に求める条件は「音楽が好きであること」ということにも共感が持てます。さてその曲目ですが、なんとご指導をされている先生の新作の作品が2作もあり、初演ということです。興味が尽きませんが、なかなかの現代音楽調の作品で、演奏として求めるのは難解な作品と感じました。また、今回のテーマは「アメリカ」を題材にした作品を取り上げており、主題性を感じた演奏会でした。

 吹奏楽は、今では中学校から高校・大学それと一般など幅広い世代で楽しまれている音楽形態であります。オーケストラでは、弦楽器の敷居がどうしても高く、その点で、吹奏楽器の手軽さで幅広い音楽ジャンルを楽しめることができます。そのため、こうしたアマチュアバンドでも本格的なクラシック音楽も楽しめ、ポップスやジャズ系のビックバンドも楽しむことができます。

 コロナで音楽家の皆様は、演奏会などのライブ音楽を開催する機会を失って、大変な時期だったと思います。やっと、演奏会の肝虚悪数の制限など無くなってきています。各種イベントが再開をしてきていますが、コロナ前の繁盛ぶりがいつ戻ってくるのか?が心配です。やっぱりオンラインでいいや的な巣篭感覚が抜けないのではないかと心配です。本番のコンサートでなくたは味わえない臨場感は、その会場に行って、その場の雰囲気と演奏家の間に生まれる緊張感、臨場感をやっぱり味わわなければ本当の良さや、本質は掴めないと思います。

 長年忘れかけていた合奏の楽しさをまた、味わいたくなりました。年数回の本番の演奏会に向けて、練習を重ねていく過程で、また新たな勉強や経験を積むことができます。あの日常をまた日常にすべく、お世話になります。