新しい風の吹き始め

6月も25日を過ぎましたが、ここ東海地区でも梅雨明け宣言が出されました。2週間程度?の梅雨で、たいして雨が降っていない気がします。お米農家さんは、この時期に雨が少ないようでは、これからの稲が育つ時に水不足になっては、コメの収穫量に影響されます。6月に入り、参議院選挙の公示され、何もしない自民党と、相変わらずの的外れの野党で、盛り上がらない選挙の再現がまた始まる勢いです。地方区では候補者がどの政党の公認を取ったとか、相変わらずの候補者だったり、政党の公約に防衛きの議論や、今後のエネルギー政策の柱や、AIの新都市計画など、話題すら聞こえてきません。

 原材料の価格高騰の話題が多い中、銅価格やカナダ産SPF(3種類の針葉樹)材のコストが下がっているようです。米国の金利上昇による新築住宅の低調さ、また中国の0コロナ政策などによる経済停滞の警戒感のようです。一方ではロシアのウクライナ侵略が4ヶ月を経経過し、西側諸国の援助金や武器など大量に消費されています。ウクライナの復興には大量の資材・産業用重機も必要になるわけです。株価も米国のダウや日経平均もそろそろ、底をつけ反騰の可能性も出てきています。

 日本の復興には、米国に邪魔をされずに穏やかな円安に導かれながら、生産拠点の日本への回帰が、その原動力となるはずです。安定的なサプライチェーンが確立でき、労働力を確保し、賃金の上昇も可能と思われます。

梅雨が早く終わり、コロナも終息の気配もあり、海外からの観光客も戻ってくることが期待されます。円安による海外からの観光客も増え、産業も日本に戻ってきて、国の税収も増えることでしょう。短期的な動きに惑わされず、中・長期的な風の動きに注意していくことにします。明日からも暑そうですが、前に出す一歩を将来の一歩になるよう方向を目指していきたいところです。