エリザベス女王崩御と英国

エリザベス英国女王は、9月8日に崩御されました。98歳。前回のブログで新首相の話題に触れましたが、こ9月6日の公式の任命式が最後の公務となったようです。なんとも、急であっけないとは思いながら、98歳とのご高齢にもかかわらず、公式業務を遂行されていたのには、大変な驚きでした。ロンドンオリンピックでのジェームスボンドとの演出は、開かれた皇室の趣が有りました。

 英国というのは、日本人にとって随分久しく話題に上らなかった国ではなかっただろうか?企業人としても英国で有名な企業は、ミニクーパーぐらいだし、他のサプライヤーでも英国初のメーカーは、ほとんど登場していませんでした。最近は、香港問題やEU離脱で、話題になっていましたが、日本の産業界では、取引相手としての英国メーカーは皆無ではないだろうか?これは、逆に言えば英国にとっての日本も同じかもしれません。昔、ヨーロッパにお客さんと一緒にヨーロッパ旅行に行ったこともありましたが、英国は行かず、イタリア、スペイン、フランスがチョイスされて訪問しました。馴染みが少ない理由からか、また、単なる噂かもしれませんが、食事はおいしく無いと言われていました。時代が巡って、同じ王室のある国でもあり、中国の覇権を阻止する防衛上の理由からも、今後は親密な関係を築いていく必要があります。

 日本のコロナも流石に終焉を迎え、外国からのインバウンド需要が高まってくると思われます。日本人も早くしないと、海外からのお客さんに先を越されて、大騒ぎの観光になってしまいます。京都も北海道も高山も静かなうちに訪れたいものです。