世界会議が目白押し

今日は、注目の米中首脳会議が開催されましたが、この時期、アジア地域で、ASEAN首脳会議が、カンボジアのプノンペンで開催。11/15-16でインドネシアのバリ島でG20.。それから、タイのバンコクでAPEC首脳会議と続くことになります。

 注目は、やっぱり米中首脳会談ですね。米中の首脳会談は、2019年以来で3年ぶりになるそうです。習近平国家主席の独裁政権が決まって初めての大型首脳会談ということになります。鄧小平の唱えた「改革開放路線」はもう切り替えられましたので、中国共産党は、経済活動の改革開放の道は歩まなくなる、と言われています。そのため、資本主義社会との関係性は大きく変わるはずなのです。司会しながら、今回の米中首脳会議の冒頭の習近平国家主席の発言は、米国にこびる内容に聞こえてきましたが、どうなのでしょう?この会談で、台湾情勢に変化があり、台湾への軍事侵攻などのシナリオがなくなり、東シナ海でのアジア各国の軋轢がなくなる、また中国が他国を刺激しないようになれば、良いのですが・・・

 バイデン米国大統領の率いる民主党が、中間選挙で上院は多数派を維持できることになり、大統領も安堵していることでしょう。一方の日本の岸田首相は、支持率が下がり続けているようです。日韓会議で、どのような成果があるのか?妥協はしていないか?日本の浪花節的な妥協はせずに、正しいメッセージを伝えてほしいところです。米国から仲良くするように言われても、北朝鮮・中国に対する防衛面はきっちりと共同歩調を取れば良いだけです。

 急に寒くなって、11月ももう半ばで、今年もあと1ヶ月半となりました。クリスマスと第9の季節です。夏の暑さからあっという間に年末ですね。