悲しい出来事

悲しい出来事がありました。

名物先生が亡くなりました。新城吹奏楽団の指揮者・音楽監督を務められたられた先生が、先日突然亡くなりました。先週の日曜日は、新城音楽祭のステージで指揮を振っておられたのに、今週の週末の練習は体調不良で欠席され、昨日の日曜日に亡くなられました。昨日の日曜日は、定期演奏会前の集中練習の終日の練習日でした。小職は半年のご指導と、短い期間でしたが、指揮をされながら、作曲もされ、次の定期演奏会用に2曲を上梓をされていました。ご高齢でありながら、練習の3時間はずーと立ったたまご指導をされていました。また、音楽の指導も実に本質的なご指導だったと感じていました。音楽談義を色々としてみたかったのですが、その機会は、無くなってしまいました。大変残念です。

夏のサマコンの時だったか、クラリネット奏者の赤坂さんの話題になって、小職は、赤坂さんのコンサートを聴きに行って、サインをもらってきた経験もありましたので、立ち話程度でしたが、そんな話題の話をさせて頂きました。その時の話題は、音が小さなppの演奏についてでした。アマチュアの吹奏楽器の演奏者は、まずは楽器を鳴らすことからなので、なかなかppの奏法まで辿り着けない、と話をした記憶があります。

 悲しい出来事は、まだ有ります。同級生の癌発症の知らせです。膵臓からすでに転移が始まっているそうで、もはや末期癌のようなのです。仕事では、独立して成功を収めた優秀な同級生と言えます。これからの人生では、収穫時期といえる時期を迎えていたのに、なんとも非情な結末を迎えそうで胸が痛いのです。

 そしてもう一つは、父親が終末期を迎えていること。

今までもいろいろな死に場面は遭遇していたはずなのに、自分の老いと共に感じることができる感情が、幾分変わっていることに気がつきます。「輪廻転生」人間の生きる道もこうして巡っていくのかな?とも思います。