いよいよ中国の転換点がやってきたか

中国の国家統計局が本日発表した内容は、GDPの2022年10月〜12月期が2.9%のにとどまった、とのことです。中国政府の発表している数字の信憑性は、疑わしいとは思いますが、目標を達成でいない見込みは異例な発表ともいえます。この結果は、ゼロコロナの失敗とか、不動産関連の落ち込みなど既に、その兆候は周知の事実と思われます。

 もう一つの関連ニュースは、昨年末で人口が減ったということです。人口減少のトレンドに潮流が変わったということらしい。これも2017年の一人っ子政策の転換からその兆しが現れたのがこうして現実化したことになります。一人っ子政策という人類史上の大実験は、この先どのような結果が待っていのでしょうか?人口減の歯止めをするために、今度は一人っ子政策の真逆の政策が出たりしたら、怖いですね。「産めや増やせや」政策です。どこかで聞いたことあるな??人口では、これからインドがNo1.になる予想がされていますが、これに伴い経済的な爆発的な発展が期待されるわけです。

 こうして考えますと、この先人類の行くつく先は、一体どこに向かうのでしょう?人口が多いことは、経済発展とGNPの増加が伴わなければ、貧困に向かうことになってしまいます。日本では、経済張ってのための労働生産性を向上しなければ、将来はありません。工場では、AI化を伴った生産性の向上、消費拡大、労働力の確保、技術革新などキーワードは色々あります。でもやっぱり、人への投資、教育に尽きるわけです。その教育もいわゆる教育現場も確かに大事ではありますが、基本の「家庭」にこそ、その本来の道徳の教育に現場になるべき場所と思います。家庭の環境を改善することこそ、その「自力」になると思います。野菜を作るときの土づくりですね。