賃上げ本格化と日本の力

本日は春分です。今年は春が早くやってきて桜の開花も早いようで、入学式まで待ってくれそうにありませんね。そして今年の春闘も回答が本格化して、例年になくベースアップが高回答になっています。こうした動きで、中小企業もそこそこ追随してくれるはずですが、消費材の物価高による家計の影響が少なくなれば良いのですが・・・。このベースアップを反映して、初任給含めた今年度の新規採用予定者数の発表がありました。驚いたのは、小職当時(今から40年も前のことですが)とそれほど変わっていない、と思われることです。確か当時では初任給15万円程度だったはずです。今回の発表では、20万円は超えていますがその程度の違いしかないということです。

 とはいえ、平和を享受して自由貿易を推進し、コロナを脱した日本経済は、きっと良い方へ進むと期待をしています。一方で、購買の仕事は原材料の高騰によるコストアップの阻止交渉に辟易しながら、中国からのシフト変更を進めることで、へとへとになってしまいます。それでも営業部門の売り上げ伸び、会社の活性化と収益改善化が実現できれば、苦労が報われることになります。この後出てくる課題が、業務の多忙化に伴う人員不足でしょう。結局は人の問題になってしまいますが、システムの拡充や現場での自動化とAIの活用などで、労働生産性の向上を向上させるしかないようです。でもやっぱり人との交渉とか、ネゴとか相談とか、根回しとか、前時代的な課題でもやっぱり人を抜くことはないでしょう。