ついに株価3万円超え

日本の株価は、ついに3万円を再度超え、いよいよ日本経済の復活の兆しが伺えます。コロナの収束によるインバウンド復活、労働環境の逼迫と賃金アップ、不動産需要の旺盛化など。もちろん一方では、消費者物価の高騰などもあり、実質所得水準が高まったとは言えない状況ではあります。そして労働力不足に陥ること、です。

 飲食業、農業、介護の職、運送業のドライバーなど身の回りには、労働力が不足して昔のような「おもてなし」ができていないと感じる場面が多くあります。いわゆる量販店の服屋さん、レストラン、薬局、スーパーマーケットでは接客という業務を減らすことによって低価格を実現するコンセプトなのですが、それにしても商品出しをお客に構わず代車で売り場を塞いでいたりする場面があったり、商品の説明を求めても全くわからないとか、レジ以外のことは全くわからないとか、低レベル化しているのは間違いありません。また、こうした対象の労働力は、一般的にはいわゆるアルバイト、パート的な働き方の労働者なので無理もありません。こうした労働力の賃金はまだ上がっておらず、上昇するには、もう少し時間がかかると思います。そしてそれでも労働力が不足してくる職種は、いよいよ外国労働力または、シニア労働力となってきます。

 小職もシニア労働力にはなりますが、今から拘束時間が長くなり、それなりの責任力の必要な労働力として働けるかと思うと、流石に心許ない感じもあります。ただ、シニアの中には今まさに、バリバリ現役で大手会社の社長業で活躍されている方もたくさんいらっしゃるのも事実です。いろんな制約を乗り越えて、解消してこうした労働力を活用できたら、まだまだ、安い賃金での潜在的な労働力はあるものと思います。ただ、何もしないとそうしたシニア労働力の賞味期限が短いものになってしまいますので、早いうちにそうした厳しい環境で、使い続ける必要があります。体力や頭脳の低下率が甚だしいと思われます。(笑)