NATO加盟 歴史の転換

スウェーデンのNATO加盟が容認される見通しになったようです。フィンランドに引き続きスェーデンも容認されることになりましたが、今まで両国は中立政策をとっていましたが、その方針を大転換してのNATO加盟となる訳です。

 この大転換は、日本に置き換えたらどうなるのか?と考えたら、例えば自衛隊を戦争部隊の役割を担わせることになるのだろうか?などど考えてしまいます。とてもありえないことですし、この決定には国を挙げての大議論になり結論など簡単に出ないと思います。

両国ともウクライナのこの悲惨さを身近に感じたための大英断名のかもしれませんが。これも例えば、中国が台湾に侵攻した場合、日本の自衛隊の役割は大きく変わり、また、日米同盟だけでないNATOのような軍事同盟に加わる大英断が必要になるかもしれません。この場合には、NATOの加盟諸国が侵攻を受けた場合には、戦争に加わる必要が出てきて、自衛隊はもはや自衛の枠を越える必要が出てくる訳です。この時には日本国憲法の第9条の範疇を越えてしまい、憲法改憲の必要が出てくる訳です。

 ロシアのウクライナ侵攻の影響は、多大でこれからの人類の平和や存続に大きく関わってきています。また、中国が台湾侵攻の課題は、このロシアの侵攻がその前哨戦のように今後を占うような機会にもなっている訳です。

 北朝鮮からにロケットが飛んできていますが、数少ない一人の独裁者のせいで、数多くの平和な人生を壊されるのは、どうにも納得できません。また、その独裁者を取り巻く人々がいることにも、注意をする必要があります。取り巻く人々にも普通の生活があって然るべきなのに、なぜ独裁者に追随することになってしまいうのか?このメカニズムを止めることはできないのだろうか?独裁者の意思の変更が難しいのならば、最後のスイッチを押す人たちのブレーキをかけるメカニズムを創出したいものです。