時給1000円越えの豊かさ?

最低賃金の全国平均が1000円を超えたそうだ。人手不足を抱える観光業、飲食業、運送業など多くの業種、業態があり最近の趨勢を反映したものと言えます。一般的な大手企業の人件費では、最低賃金の上昇が、企業の人件費がそのまま上昇することには、繋がりませんが、次の労使交渉では物価高・最低賃金の上昇は、その要因づけにはなってきます。また最低賃金の上昇が大きく影響が出るのは、最低賃金の対象者の比率の高い業種を抱える産業と思います。飲食業とか学生バイトを多く扱う業態と言えます。こうして日本の全体の景気の上昇が図られ、生活水準が上がり生活が楽に、楽しく快適になるはずである。毎日が大変暑く、30度を超えた日々が続き、快適な生活を求めるばかりに、冷房完備で、室内で体を鍛え、高栄養な食物を食べ、欲しいものはネットで買い物をし、遊ぶ。自然との距離がどんどん遠くなり、その耐性が明らかに弱くなっている気もする。マスコミの脅しかもしれないし、年寄りが多くなっているせいかもしれない。この暑い中でも、やっぱり外で働いている人も大いし、走っている人までいるのも事実です。熱中色対策で、不要不急の外出は避けましょう、と言われても、やっぱり用はなくでも外出したい、走りたい、のである。

自然界にいる生物は、一般的に種の保存をするまでは、生きながらえること、長生きすることを目指すわけですが、備わっている機能を使わなければ、不要と判断して消滅してしまいます。逆に使い続ければ、持ちこたえて機能がより良くなったりできるわけです。生命維持的な機能は、ある一定の寿命に伴い、その機能の安定性など失われてくるわけです。そのため、自然との共存するための機能は、例えば、暑い時には汗をかいて体温を下げるなど、は、やはりある一定の耐性を保つためには、鍛える必要もあると思います。きっと、夏の暑さに負けない体づくりは、冬の寒さにも耐える耐性を保つことができるのではないかと、勝手に信じていますが・・・。

それにしても、毎日のこの暑さには、耐え難いこともありますが、でも自分の部屋にはまだエアコンは全く使わずに、過ごしています。暑さのための寝不足や、暑さ太りなど弊害もありますが、1000円超えの最低賃金の報道に、暑さに耐えかね、このような妄想に囚われています。