宝塚歌劇団のパワハラ

宝塚歌劇団の公演は何度か宝塚まで行って楽しんだ経験があります。一糸みだれない踊りと独特な音楽に興味があったからです。とても綺麗なショウータイムですが、聴いている観客にも拍手などの所作にも礼儀があって、窮屈さもあります。

こうした宝塚歌劇団にパワハラで自殺者が出て公演が中止しているそうです。今時まだ、パワハラ?との気がしましたが、その報道を見ていますと、確かに、時世の流れが及びにくい環境であることが、よく分かります。その環境が気に入らなければ、辞めれば良いという環境では、なるほどパワハラは無くならない環境にあると感じます。

最近のスポーツ関連では、経験してきた少年野球から高校野球など、自体はよくわかりませんが、是正されている感じはします。ただ、この世界でもやっぱりこうしたパワハラの可能性は、「嫌ならやめろ」の環境になりやすい業界では、陥りやすいと思います。会社でも、いわゆる「社会の器」も会社ならば、その素地はできやすいのですが、中小企業また外国人労働者の多い環境では、それなりの自制的な環境なり組織などコストをかけて対策を取る必要が出てきます。

宝塚歌劇団でも早く、環境を整備して新生宝塚を達成していただきたいものです。日本文化と言える歌劇団にショータイムはかけがいのない文化と感じるからです。日本には、男性が演ずる歌舞伎や能文化など、そして女性が演ずる宝塚歌劇団があるのですから。。