選挙の年の幕開け

台湾の総統選挙が1月13日に終了し、与党の民進党の頼氏が当選しました。一方の議会選では野党の民衆党が過半数を得てにじれ状態になりました。この結果は、中国通の報道によれば、中国共産党の意向が反映できず敗北した、との見解が聞かれました。また、この結果で、反中国波の総統が選出されたこと位により、中国としては、より拳を上げやすくなった、との見解もありました。この考え方は確かに、親中国波の総統が選出されたら、また違った手懐け方が可能にもなるし、過激的な侵攻はでにきくいかもしれません。いずれにしても、中国があの自由な香港を一気に共産主義国家に仕立て上げてしまった脅威は、なかなか無くならず、武力行為ではないとはいえ、大変な脅威となっています。

そして、もいう一つの震源地になりうる米国選挙ですが、あの前米大統領のトランプ氏が共和党の候補者指名争いに2勝しました。なかなかに圧勝した感もあり、トランプ氏の再選の可能性が出てきて、米国のおける悩みの深さに驚く次第です。日本としても、トランプ氏と親交を深めてくれていた安倍首相がいない中、どのような影響があるのか?ないのか不安や、恐怖や、ネガティブな感情が起こるのは小職だけではないと思います。

一方で日本の政治は、自民党の派閥解消問題で揺れ支持率が激減中なのですから、なんとも心許ないものです。

真冬の寒さがやってきて、早く春にならないかと思うところです。