日本の3メガバンクで小切手・手形の発行を2025年年度中に終了するそうです。それでもまだ、年間1000万枚余の発行があるそうです。やっとといえば、それまでですが時代も変わった感があります。
以前、営業をやっていたので当時は集金日となれば、取引先に訪問して手形や小切手での集金を実際にやっていました。集金日は通常5、10日(ゴトビと言っていた)の5日、10日、15日、20日や30日があったと思います。なので、このゴトビは、道が混んだりしたののでした。また、営業とすればこの回収日は、間違いなく客先に訪問してコミュニケーションが取れたので、何があっても取引先を訪問する日程を組んだものでした。
また、小切手や手形を受け取るときの注意点など、期日がいつなのか、二重線が引いてあるかなど、基本知識は必要でした。また、手形が落ちなかった時は、倒産なので大騒ぎになるわけです。
こうした、一連の昭和の思い出は、これからはまた違ったいオンライン上での出来事となって変わっていくのですね。浪花節的な営業活動や支払い条件、いわゆるツケで支払いなどのようなことは、実際の商取引では無くなっていくのでしょう。以前はこうした浪花節があったからこそ面白かった営業だった気がしてなりません。そこに人間味があったからこそなのですが、これも時代に合っていないとは思いますね。