都議会選挙と続く参議院選挙の行方

都議会選挙は、自民党の衰退とその受け皿野党の躍進で終わった。参議院選挙もどうやら、同じような結果になると予想されているようだ。

どう考えても今の石破政権の信頼性の欠如は、これからの政治をお任せする政党としては、良い結果が期待でそうもない。安倍前首相の長良を組んだ総裁・総理が選出されるのならば、きっと良い方向に行くはずだが、それ以外では今の自民党では難しそうだ。

いずれにせよ、米国のトランプ大統領とうまくやっていける人材など、なかなかいるとは思えないが、それでも政治の力で経済の活性化、旧態依然とした規制や法律などの改革。ワクワク感のある政治力を期待したい。特に、物価高対策は必須だ。大企業の皆様の年収は上がってるとは思われるが、中小企業の場合には、年週アップはそう簡単ではない。一方で、消費税での減税か、一律の配付金かの争点になっているが、配付金は、どう考えても参議院選挙前の「人気とり」としか考えられない。

現在のところ、中東の紛争をとりあえず超え、ウクライナへのロシアの戦略戦争はまだオンゴーイングの状況だ。中国の台湾侵略の気配も強くなり、トランプ関税の交渉やら、外交の課題も尽きない。日本国内の政治の行方など早く安定化、進展できる状況を作って、外部の大きな課題を早く解決できるよう期待したい。